ダイビングライセンス完全比較|PADI vs SSI vs NAUI 費用・難易度・通用性

ダイビングを長く続けたい・自分のペースで潜りたい——そう思ったとき必要になるのがCカード(ダイビングライセンス) です。
しかし「PADI、SSI、NAUI……何が違うの?」「どこで取るのが一番おトク?」と迷う方が多いのも事実。本記事では、主要3団体の違いをコスト・期間・通用性の3軸で比較し、あなたに合う指導団体の選び方を解説します。取得場所によっても費用や実習フィールドの特徴が変わるため、沖縄・伊豆・海外の違いも合わせて整理しました。
そもそもCカードとは?

Cカード(Certification Card)は、ダイバーが世界共通で「自分で潜る能力がある」と証明するカード。国家資格ではなく、各指導団体が独自に発行しています。
- 取得後:世界中のショップでファンダイビング・タンク借りが可能
- 有効期限:基本的になし(一度取れば一生もの)
- 更新:不要、ただし長期間潜らないとリフレッシュ講習が必要なショップあり
指導団体が違っても、取得後にできることや有効期限の考え方は共通しています。違いが出るのは、費用・講習スタイル・国内外での通用性という後述の3点です。
主要3団体の特徴
主要3団体の違いは、費用とシェア、講習スタイルに集約されます。日本国内シェアが最大なのはPADIで、学科を無料アプリで受けられるのはSSIです。
| 団体 | 本部 | シェア | 特徴 | OW取得費用 | 取得日数 |
|---|---|---|---|---|---|
| PADI(パディ) | アメリカ | 世界・日本で最大手 | 教材・カリキュラムが標準化、e-Learningあり | ¥45,000〜¥80,000 | 最短3〜4日 |
| SSI(エスエスアイ) | アメリカ | 世界2位、近年急成長 | 学科は無料アプリ、教材費を抑えられる | ¥35,000〜¥65,000 | 最短3〜4日 |
| NAUI(ナウイ) | アメリカ | 日本では少数派 | 軍・科学ダイバーで採用、安全管理が厳格 | ¥50,000〜¥80,000 | 最短4日 |
通用性に違いはある?

結論:3団体ともCMAS(世界水中連盟)互換で、世界中でファンダイブ可能。
ただし実際にリゾートやショップで受け入れてもらう際の対応には、団体ごとに次のような傾向があります。
- PADI:世界中のどのリゾートでも100%通用
- SSI:欧米・東南アジアで急速に普及、日本でも増加中
- NAUI:日本国内・米国は問題なし、稀にアジアの小規模ショップで知名度が低い
「これからリゾート巡りをしたい」ならPADIが最も無難。逆に「近所のショップで日本語講習を丁寧に受けたい」というだけなら、団体の違いよりショップ自体の評判やインストラクターとの相性を優先しても問題ありません。
費用の内訳と削減ポイント
オープンウォーター取得費用は、講習料・教材費・施設使用料・申請料・器材レンタル費の5項目で構成されます。合計すると相場は¥39,000〜¥85,000程度です。
| 費目 | 金額目安 |
|---|---|
| 講習料 | ¥20,000〜¥40,000 |
| 教材費 | ¥8,000〜¥15,000 |
| 施設使用料・タンク代 | ¥5,000〜¥10,000 |
| 申請料(カード発行料) | ¥6,000〜¥10,000 |
| 器材レンタル | ¥0〜¥10,000 |
取得日数と日程の組み方
最短3日で取得できるのが一般的なパターンです。学科を事前にe-Learningで終わらせれば、実質2日での取得も可能です。

| Day | 内容 |
|---|---|
| Day 1 | 学科講習(半日)+ プール実習(半日) |
| Day 2 | 海洋実習(限定水域 + ファン潜水2本) |
| Day 3 | 海洋実習(ファン潜水2本)+ 認定試験 |
沖縄合宿型なら金曜午後発の弾丸ツアーでも取得できます。
取得後の追加ライセンス
オープンウォーター取得後は、水深30mまで潜れるアドバンスト・オープンウォーター(AOW)へのステップアップが最初の目安になります。世界的にはAOW以上が「一人前ダイバー」の基準とされています。
| ライセンス | 内容 |
|---|---|
| アドバンスト・オープンウォーター(AOW) | 水深30mまで・ナイトダイブ可能 |
| レスキューダイバー | トラブル対応スキル |
| ダイブマスター | アシスタント業務可 |
| インストラクター(プロ) | 教える側へ |
AOWまではマストと言われることが多く、興味があれば段階的にステップアップしていくとよいでしょう。
どこで取る?地域別おすすめ
取得エリアを選ぶ基準は、旅行と組み合わせたいか、週末に通いたいかです。沖縄は合宿型、伊豆は首都圏からの週末通いに向いています。

沖縄(那覇・宮古島・石垣島)
通年潜れて海洋実習の海況が安定しているため、合宿型で旅行と兼ねやすいのが強みです。那覇・宮古島・石垣島とエリアによって透明度や実習フィールドの個性が異なるため、旅程に合わせて選べます。詳しくは那覇でCカードを最安で取る方法を参照してください。
伊豆
首都圏から週末通いで取得できるのが最大のメリットです。透明度・水温は沖縄に劣るものの、海洋実習の難易度がやや高く上達が早いとされています。詳しくは伊豆エリアのダイビングを参照してください。
海外(タイ・グアム)
LCCと安いリゾートを組み合わせれば、¥80,000以下のパッケージが見つかることもあります。ただし英語環境での受講になる場合が多く、現地受講の場合は言語面の準備をしておくと安心です。
予約までの流れ
- プラン一覧で「ライセンス取得」を絞り込み
- PADI/SSI/NAUIどれにするか希望を決めてプラン選択
- プラン詳細で日程・費用・含まれるものを確認
- Dibeeで事前決済 → 当日は手ぶらで参加
団体選びに迷ったら、まずは費用・取得日数の表を見比べ、次にどのエリアで取得するかを決めるのがおすすめです。旅行と組み合わせるなら沖縄、週末に通うなら伊豆というように、目的に合わせて選べば失敗しません。取得後に潜りたい海のイメージから逆算してエリアを決めるのも、旅程を組みやすくするコツのひとつです。那覇でCカードを最安で取る方法 も合わせてご覧ください。
よくある質問
- オープンウォーター取得費用の目安は、PADIが45,000〜80,000円、SSIが35,000〜65,000円、NAUIが50,000〜80,000円です。SSIは学科講習が無料アプリで受けられるため、教材費を抑えやすい傾向があります。
- 基本的に有効期限はなく、一度取得すれば更新の必要はありません。ただし長期間潜っていない場合、リフレッシュ講習を求めるショップもあります。
- PADI・SSIは最短3〜4日、NAUIは最短4日が目安です。学科を事前にe-Learningで終わらせておけば、実質2日での取得も可能です。
- 3団体ともCMAS(世界水中連盟)互換で、世界中でファンダイビングが可能です。PADIは世界中のどのリゾートでも通用しやすく、SSIも欧米・東南アジアで普及が進んでいます。NAUIは稀にアジアの小規模ショップで知名度が低いことがあります。
- 学科アプリが無料のSSIを選ぶ、平日プランを利用する(休日より5,000〜10,000円安いショップが多い)、4〜6月や11〜12月のオフシーズンのキャンペーンを狙うといった方法があります。沖縄合宿型なら航空券込みでもトータルで安くなる場合があります。
- 水深30mまで潜れるアドバンスト・オープンウォーター(AOW)、トラブル対応を学ぶレスキューダイバー、アシスタント業務が可能なダイブマスター、教える側になるインストラクターへと段階的にステップアップできます。世界的にはAOW以上が一人前ダイバーの基準とされています。
- 通年潜れて海況が安定している沖縄は合宿型で旅行と兼ねやすいのが特長です。伊豆は首都圏から週末通いで取得でき、透明度・水温は沖縄に劣るものの海洋実習の難易度がやや高く上達が早いとされています。
- タイやグアムなどではLCCと安いリゾートを組み合わせて80,000円以下のパッケージが見つかることがあります。ただし英語環境での受講になる場合が多く、言語面の不安がある方は注意が必要です。