泳げなくても石垣島でダイビングできる?カナヅチでもOKな理由とエリアの選び方

「泳ぎに自信がないけど、石垣島でダイビングしてみたい」——結論から言うと、泳げなくても体験ダイビングは可能です。実際、体験ダイビングの参加者には「ほぼ泳げない」という人も一定数含まれると言われています。なぜ泳げなくても大丈夫なのか、その理由とエリア選びのコツを解説します。
なぜ泳げなくてもOKなのか

ダイビングは「泳ぐ」のではなく、器材の浮力で水中に漂うスポーツです。プールで泳ぐ運動とは仕組みが根本的に異なります。
- BCD(浮力調整装置):空気の量を調整して水中での浮き沈みをコントロールします。腕や足の力は使いません
- ウェットスーツ:ネオプレン素材そのものに浮力があり、ライフジャケットに近い役割を果たします
- フィン(足ひれ):軽く足を動かすだけで前進でき、腕で水をかく必要はありません
- インストラクターのサポート:初心者は基本的にインストラクターが近くに付き添うため、自力で泳ぎ切る場面はほとんどありません
| 比較項目 | 水泳 | ダイビング |
|---|---|---|
| 移動手段 | 腕と足で水をかく | フィンキックと浮力調整 |
| 呼吸 | 水面で顔を出して行う | レギュレーターで常時呼吸できる |
| 体力消費 | 大きい | 少ない(漂うだけ) |
| 泳力の必要性 | 必須 | ほぼ不要 |
泳げない人に向いている石垣島のエリア
石垣島には複数の体験ダイビングエリアがあり、海況の傾向はエリアによって異なります。エリアごとの特徴を整理しました。
| エリア | 料金相場 | 透明度 | 泳げない人への適性 |
|---|---|---|---|
| 竹富島周辺 | ¥10,000〜¥14,000 | 20〜30m | ◎ 穏やかな海況が多く、移動もフェリー10分と短め |
| 川平湾周辺 | ¥12,000〜¥18,000 | 25〜40m | ○ 透明度は高いが、ポイントによっては流れのある日も。予約時に確認を |
| 石垣島北部 | ¥14,000〜¥20,000 | 30〜40m | △ 移動45〜60分。大物狙いの上級者向けポイントも含むため要相談 |
はじめて挑戦する方、特に泳ぎに自信がない方は、移動が短く穏やかな日が多い竹富島周辺から検討するのが無難です。川平湾周辺はマンタで有名なエリアですが、狙うポイントによっては流れがあるため、不安がある場合は予約前にショップへ「泳げないので穏やかなポイントを希望」と伝えておくと安心です。
当日の流れ(泳げない人向け)

- 受付・申込書記入:泳力欄には正直に「泳げない」と記入します。ショップ側がそれを踏まえてサポート計画を立ててくれます
- 陸上でのブリーフィング:レギュレーターでの呼吸練習、耳抜きの方法、ハンドサインの確認などを丁寧に説明してもらえます
- 浅瀬での水慣れ:船やビーチから膝〜腰の深さで呼吸器を使う練習をします。ここで不安が残るなら中止することも可能です
- インストラクターと一緒にエントリー:手を握ったまま水中へ。耳が痛い場合などはハンドサインで合図します
- 無理のない水深から開始:焦らず自分のペースで進められます。「今日はここまでにしたい」という判断もできます
こんな人は事前相談を
- 水恐怖症(顔を水につけるのに抵抗がある):まずはシュノーケルで段階的に慣らすプランを検討しましょう
- 耳抜きが極端に苦手:耳鼻科で練習してから参加する方が安心です
- 心臓疾患・喘息・てんかんなどの持病がある:医師の同意書が必要になる場合があります。事前にかかりつけ医へ相談してください
- 高血圧・糖尿病がある:服薬状況をショップに事前申告し、体調に不安がある日は参加を見合わせる判断も大切です
当日に発熱・耳鳴り・鼻詰まりがある場合や、強いプレッシャー・恐怖感を感じている場合も無理をせず、参加を見合わせるのがおすすめです。
よくある不安への回答

パニックになったらどうする? インストラクターは常に参加者の様子を見ています。表情や動きの変化に気づき次第、安全にペースを落としたり浮上させたりしてくれるため、一人で対処する必要はありません。
マスクに水が入ったら? 「マスククリア」という技術で排出できます。エントリー前に陸上で必ず練習するので、当日いきなり求められることはありません。
水中で息が続かない感覚になったら? レギュレーターは水中でも普通に呼吸できる器材です。タンクの空気が残っている限り、息苦しさを感じずに呼吸を続けられます。
ショップ選びのポイント
泳げない方こそ、ショップ選びが重要になります。
- 口コミに「泳げない」「カナヅチ」「初心者」への対応実績が書かれているか
- 少人数制・貸切対応の記載があるか(ガイド1人あたり2〜4名が目安)
- 陸上でのブリーフィング時間が十分に確保されているか
- 水慣れ練習を浅瀬でじっくり行ってくれるか
Cカード取得を考えるなら

体験ダイビングで水中の感覚に慣れて「もっと潜ってみたい」と感じたら、Cカード(ダイビングライセンス)の取得も選択肢に入ります。ライセンス取得の講習も器材の浮力を使う点は同じで、泳力そのものより水中で落ち着いていられるかが重要です。費用や日数の目安は石垣島でダイビングライセンスを取る完全ガイド、団体ごとの違いはダイビングライセンス完全比較にまとめています。
まとめ
- 石垣島の体験ダイビングは泳げなくても参加可能。器材の浮力とインストラクターのサポートが泳力の代わりになる
- 初めてなら竹富島周辺が移動・海況の面で選ばれやすい。川平湾周辺を選ぶ場合は事前にショップへ相談を
- 持病がある場合は必ず医師に相談し、安全上の最終判断はインストラクター・医師に委ねる
子連れでの参加を検討している方は石垣島の子連れダイビングガイド、体験ダイビング全体の流れは石垣島 体験ダイビング完全ガイドもあわせてご覧ください。那覇での「泳げない」対策は那覇 泳げなくてもダイビングガイドで解説しています。エリア全体の情報は石垣島のダイビングにまとめています。
よくある質問
- できます。ダイビングは自力で泳ぐスポーツではなく、器材の浮力とインストラクターのサポートで水中に浮く仕組みだからです。申込書の泳力欄に正直に「泳げない」と記入すれば、それを踏まえたサポートをしてもらえます。
- 移動時間が短く、海況が穏やかな日が多い竹富島周辺が、初めての方には選ばれやすい傾向があります。川平湾周辺は透明度が高い一方、ポイントによっては流れのある日もあるため、不安な場合は予約時にショップへ確認してください。
- 顔を水につけるのも不安なほどの水恐怖症に近い場合は、いきなり体験ダイビングではなく、ライフジャケット付きシュノーケリングから始める方法もあります。段階的に水に慣れてから体験ダイビングに進む人も少なくありません。
- 心臓疾患・喘息・てんかんなどがある場合は医師の同意書が必要になることがあります。高血圧・糖尿病がある場合も服薬状況をショップへ事前申告してください。安全上の最終判断は必ず医師・インストラクターに委ねてください。
- エントリー前に陸上でレギュレーターの呼吸練習・マスククリア・耳抜きの方法を丁寧に確認するため、その場でいきなり本番になることはありません。浅瀬での水慣れも交えて進めるため、不安が残る場合はそこで中止することもできます。
- 耳抜きが極端に苦手な場合は、事前に耳鼻科で練習してから参加するとより安心です。当日、耳が痛い場合はハンドサインでインストラクターに伝えれば、無理に潜降を続けることはありません。